三井不動産レジデンシャル(株)、国立大学法人京都大学、(株)エネコートテクノロジーズは8日、ペロブスカイト太陽光電池を活用したアートアロマディフューザーを、三井不動産レジデンシャルが運営するシニアレジデンス「パークウェルステイト西麻布」に設置し、実証実験を開始したと発表した。
ペロブスカイト太陽電池は薄くて軽く、曲げることもできるほか、室内のような低照度でも発電が可能。今回、このペロブスカイト太陽光電池で生み出したエネルギーをアロマディフューザーに使用し、実用化に向けて耐久性や効率性などを検証する実証実験を行なう。
実用化を加速させるために、ペロブスカイト太陽光電池の発電効率で世界最高効率を達成した京都大学科学研究所の若宮研究室(若宮淳志教授)と連携して進める。
パークウェルステイト西麻布での実証実験後は、三井不動産レジデンシャルが提供する住宅内のさまざまな場所に移設し、実証実験を継続する計画。
パークウェルステイト西麻布については、過去のニュースを参照。