不動産ニュース / リフォーム

2024/10/23

米国で築80年超のビルを賃貸住宅にコンバージョン

コンバージョンする既存ビルの外観。写真左が現在で、同右が竣工当時の姿

 (株)サンケイビルは23日、米国ワシントンD.C.に立地する既存オフィスを賃貸レジデンス(総戸数161戸)にコンバージョンするプロジェクトに着手したと発表した。

 同プロジェクトは、現地ディベロッパーDuball,LLCとの共同事業で、7月22日にはDuball社との間で共同事業契約を結んでいる。コンバージョンするオフィスビルはモダニズム建築家のウィリアム・レスケイズの作品で、1941年に竣工した。ホワイトハウス徒歩圏内のデュポンサークル歴史地区内に所在し、一度外装の変更を行なったものの、歴史保存審査委員会の承認のもとで竣工当時に近い姿へ復元し、その上でコンバージョンする計画だという。

 敷地面積は3,723.08平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造12階建てで、延床面積1万7,423.03平方メートル。住戸はStudio37戸、1BD64戸、1BD+書斎23戸、2BD37戸。2025年4月に着工し、26年9月を予定。

この記事の用語

コンバージョン

建物の用途を変更すること。例えば、空きオフィスを集合住宅に変更する、社員寮を有料老人ホームに変更する、というような変更を指す。構造、設備、防災法規など、法的、技術的にクリアしなければならない点も多い。

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