（株）東京カンテイは24日、2024年9月の三大都市圏中古（既存）マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。
首都圏の70平方メートル換算価格は4,809万円（前月比2.2％上昇）となり、引き続き上昇。都県別では東京都6,967万円（同3.5％上昇）、神奈川県3,655万円（同0.2％上昇）、千葉県2,713万円（同1.3％上昇）とそれぞれ上昇を示した。一方、埼玉県は2,912万円（同0.1％下落）とわずかながら2ヵ月ぶりに下落した。東京都は5ヵ月連続で上昇し、上昇率自体も拡大した。
近畿圏は2,884万円（同0.6％上昇）と4ヵ月連続で上昇。大阪府は3,151万円（同0.6％上昇）、兵庫県は2,469万円（同1.2％上昇）。大阪府は6ヵ月連続、兵庫県は2ヵ月ぶりの上昇。
中部圏は2,257万円（同0.4％上昇）、愛知県は2,386万円（同0.6％上昇）とそろって上昇した。
主要エリアの動向を見ると、首都圏では東京23区は8,053万円（同3.9％上昇）と5ヵ月連続の上昇となり、集計開始後では初の8,000万円の大台に達した。さらに都心6区に限ると、70平方メートル換算価格は1億3,407万円（同5.1％上昇）となり20ヵ月連続の上昇となり、前年同月比26.4％上昇と引き続き上昇率が20％を超えた。城南・城西6区は7,448万円（同1.3％上昇）、城北・城東11区は5,639万円（同2.8％上昇）。また、大阪市中心6区は6,280万円（同1.2％上昇）で、前年同月比の上昇率は18.0％まで拡大。名古屋市中心3区は3,753万円（同0.6％上昇）と2ヵ月ぶりに上昇した。
