不動産ニュース / 開発・分譲

2024/11/5

台湾の複合開発ホテルが開業/大和ハ

「ホテル・ニッコー高雄」外観

 大和ハウス工業(株)は1日、台湾・高雄市で「ホテル・ニッコー高雄」(客室数260室)を開業した。

 同ホテルと分譲マンション「和陸寓邸(わりくぐうてい)」(総戸数227戸)で構成する複合開発「台湾高雄プロジェクト」のホテル棟。台湾のホテル・分譲マンション開発は同社初。

 地下鉄(MRT)「三多商圏」駅徒歩約5分、「高雄国際空港」から車で約25分に立地。鉄筋コンクリート造地上21階地下4階建て。延床面積約3万4,564平方メートル。
 部屋はクラシックルーム(36平方メートル)やスイートルーム(86~126平方メートル)などを用意。館内には、フィットネスジム、プール、サウナ、エグゼクティブラウンジのほか、大宴会場や会議室、レストラン等を備えた。運営は(株)オークラ ニッコー ホテルマネジメントが行なう。客室や内装には高雄市のモチーフや和の内装を取り入れ、日台の協業という特徴を反映させた。

 一方、分譲マンション棟は、鉄筋コンクリート造地上29階地下4階建て。延床面積約3万4,955平方メートル。間取りは1~3ベッドルーム。専有面積は約70~185平方メートル。日本企業の住設機器を使用するなど、充実した設備が特長。共用部にはフィットネスジムやヨガルーム、会議室、パーティールームなどを完備した。
 販売開始から約11ヵ月で完売し、引き渡しは2024年8月より開始している。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。