ダイビル(株)は5日、インドのビジネスパーク開発事業「International Tech Park Chennai, Radial Road」(チェンナイ市)に参画すると発表した。インドでの同社事業は2件目。
同社は、シンガポールの大手ディベロッパーCapitaLandグループの中核企業CapitaLand Investment Limited(CLI)がシンガポールに設立したファンドを通じて、同プロジェクトの25%持分を取得。共同事業者は、同社とCLI、三菱地所(株)。
開発地は、インド・チェンナイ市の「New ITコリドー」と呼ばれるエリアに位置する。敷地面積約5.25ha。地上11階地下3階建て、延床面積29万9,000平方メートル。Aグレードのオフィス2棟、商業施設、駐車場等を建設する。総事業費は約200億ルピー。
インドのビジネスパークとして初のネット‧ゼロビル認証を取得したほか、アメリカの評価基準「WELL 認証」も取得した。
1期は2023年8月に開業しており、2期が24年12月に竣工する予定。
3社は、同ファンドを通じて今後もインド・ビジネスパーク等への投資を拡大する方針。今回の参画により、同社の海外不動産は世界4ヵ国・計8件となった。