大和ハウス工業(株)は1日、台湾・高雄市で「ホテル・ニッコー高雄」(客室数260室)を開業した。
同ホテルと分譲マンション「和陸寓邸(わりくぐうてい)」(総戸数227戸)で構成する複合開発「台湾高雄プロジェクト」のホテル棟。台湾のホテル・分譲マンション開発は同社初。
地下鉄(MRT)「三多商圏」駅徒歩約5分、「高雄国際空港」から車で約25分に立地。鉄筋コンクリート造地上21階地下4階建て。延床面積約3万4,564平方メートル。
部屋はクラシックルーム(36平方メートル)やスイートルーム(86~126平方メートル)などを用意。館内には、フィットネスジム、プール、サウナ、エグゼクティブラウンジのほか、大宴会場や会議室、レストラン等を備えた。運営は(株)オークラ ニッコー ホテルマネジメントが行なう。客室や内装には高雄市のモチーフや和の内装を取り入れ、日台の協業という特徴を反映させた。
一方、分譲マンション棟は、鉄筋コンクリート造地上29階地下4階建て。延床面積約3万4,955平方メートル。間取りは1~3ベッドルーム。専有面積は約70~185平方メートル。日本企業の住設機器を使用するなど、充実した設備が特長。共用部にはフィットネスジムやヨガルーム、会議室、パーティールームなどを完備した。
販売開始から約11ヵ月で完売し、引き渡しは2024年8月より開始している。