三井不動産レジデンシャル(株)は11日、「パークホームズ入谷」(東京都台東区、総戸数37戸)の概要を発表。物件公式ホームページを開設した。
「三島神社」の建て替え(三島神社再生プロジェクト)と一体的に開発する定期借地権付き分譲マンション(土地所有者:三島神社)。同社グループは社殿の老朽化等の問題を抱えている神社を再生し、未来を継承していくことを目指しており、同プロジェクトは3物件目となる。
東京メトロ日比谷線「入谷」駅徒歩6分、JR山手線・京浜東北線「鶯谷」駅徒歩12分に立地。敷地面積は約574平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上14階建て。延床面積は約2,990平方メートル。
三島神社の初殿の歴史等を継承するため、神社と調和するデザインを採用。エントランスホールは鳥居を想起させる連続した木調の空間とし、アロマを設置することで落ち着ける空間にを演出する。また、各所に三島神社の既存材をアートとして再利用。瓦は外構の見切り材として、灯篭は置き照明として、床柱はオートロック操作盤設置台として再利用する。
住戸は2LDK(10戸)と3LDK(24戸)、専有面積は約51~72平方メートル。全住戸南東向きであり、敷地南側には寺院・公園・中学校が近接しているため、眺望・日当たりの良さを享受できる。
分譲後の権利形態は、敷地は定期借地権の準共有、建物は区分所有となる。定期借地権の期間は2099年までの約72年間。地代等は未定。
竣工は26年7月下旬、入居は同年9月下旬の予定。