不動産ニュース / その他

2024/12/3

東京建物、オープンスペースの情報提供サイトを開設

「スペース情報サイト」イメージ

 東京建物(株)は3日、同社が管理・運営する物件のオープンスペースの情報提供サイト「スペース情報サイト」を開設したと発表した。

 同社は「中野セントラルパーク」や「Hareza 池袋」等、イベントなどの用途に活用できるオープンスペースを備えた物件を複数管理・運営している。これまで各スペースを利用する際は、利用希望者が物件サイト等で利用条件を確認して、個別に問い合わせる必要があったため、利用申請の手続きが煩雑で、類似の施設を比較検討することも難しかった。こうした課題を解決するため、一元的に複数のスペースの情報を提供する同サイトを開設した。

 「施設一覧から探す」では、面積やエリア、利用条件等の情報を基に絞り込みができ、スペース同士の比較検討がしやすい設計に。また、「利用場面から探す」では、各スペースの活用実績を写真とともに紹介することで、イベント企画や撮影の具体的なイメージづくりに役立てられるようにした。

 さらに利用可能なエリアの確認や一体利用の検討のしやすさのため、スペースごとに詳細ページを用意。イベントや撮影、広告掲載の3つのタブに分け、用途ごとに活用可能なエリアを表示する仕組みとしている。

 同社はサイトの開設により、イベントや出店、撮影といった利用者のニーズに合わせたスペースの活用をサポートし、遊休スペースの有効活用や地域コミュニティの活性化を推進するとしている。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。