不動産ニュース / ハウジング

2024/12/6

ポラス、千葉・行徳で長期優良認定の分譲戸建て

DINKS向けの「すみかプラス行徳」1号棟外観
キッチンには横並びの3つ口コンロを設置

 ポラスグループの(株)中央住宅は5日、戸建分譲住宅「すみかプラス行徳」(千葉県市川市、総戸数18戸)を報道陣に公開した。通常の戸建分譲住宅がファミリーを想定して企画・販売するのに対し、DINKSや共働き家族を想定して開発。異なる世帯構成の住戸が融合した分譲住宅「Sumi-Ka+(すみかプラス)」シリーズとして販売する。

 同物件は、東京メトロ東西線「行徳」駅徒歩12分に立地。建物は、木造在来工法2階建て。土地面積約110~128平方メートル、建物面積約96~106平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。全棟敷地面積110平方メートル以上とし、ホテルライクで機能性を重視した住空間が特徴。外観は重厚感のあるデザインに、画一的な分譲住宅にならないよう邸別設計を採用した。
 キッチンには横並びの3つ口コンロを設置、節水機能付きのトイレを採用した。駐車場は2台分のスペースを確保。耐震等級3の長期優良住宅で、断熱性能等級5を取得。アフターメンテナンスシステム「ロングサポート60」も提供する。

 モデルハウスは、DINKS向けプランの1号棟とファミリー向けプランの2号棟を用意。1号棟は、建物面積106.91平方メートル。間取りは2LDK(3LDK対応可能)。タイル貼りの玄関ホールにはデザイン階段を設け、バルコニーから光が入る吹き抜け空間としている。ペニンシュラキッチン、ドレスルーム(ウォークインクロゼット)、リモートワークスペースの他、グランピングバルコニーも設置。部屋数を減らしてLDKを20畳以上確保。掃き出し窓はあえて作らず、プライベート性を高めた。

 2号棟は、建物面積約102.59平方メートル。間取りは3LDK。1階に子供の遊び場やカフェスペース、家事ワーク等に利用できるスキップキッズフロア、リモートワークスペースを用意。2階は家事効率を考慮した動線とし、パウダールームには室内物干しも設置した。

 モデルハウス2棟は完成済み、残り16棟は2025年3月より随時完成予定。販売価格は7,990万~9,490万円。6戸が契約済み。購入者はパワーカップル、ペットと暮らす高齢夫婦、ファミリー層等。都内でマンションを探していた人や、注文住宅志向の人が購入するケースが多かった。不動産投資目的で購入する人もいたという。

 引き渡しは25年3月10日、5月1日、15日に順次行なう予定。

ファミリー向けの「すみかプラス行徳」2号棟外観
リビングの壁には、壁掛けテレビが付けられるよう壁下地を標準採用

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年2月号
時代とともに変わる、シェアハウスの形
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/1/5

「月刊不動産流通2025年2月号」発売中!

月刊不動産流通25年2月号販売中♪
特集は「多様化するシェアハウス」。かつてはコスパを求め住む人が多かったシェアハウスですが、最近は新たな出会いや価値観に触れる場として、あえて選ぶ人が増加。とある物件では多様な世代・世帯が1つの家族として子育てをしているそうで…!