不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/12/9

U20の住まい探し、約9割が「失敗しない選択したい」

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は9日、「U20の一人暮らしデビュー実態調査」結果を公表した。
 現在住んでいる賃貸物件で初めて一人暮らしをしてから2年以内の16~20歳の男女432人を対象に、ライフスタイルや求める住まいの条件・設備、住まいの探し方について、インターネットでアンケートした。

 ライフスタイルについて、「あらゆる情報を調べて、失敗のない選択をしたい」については「そう思う」と「どちらかというとそう思う」との回答を合わせると88.4%と、「利用する不動産会社の口コミを訪問前に調べておきたい」については、「そう思う」と「どちらかというとそう思う」の合計が76.2%に達しており、事前調査を積極的に行なうデジタルネイティブ世帯の特徴が見られた。

 さらに「紙での申込書や契約書などのやりとりは気が進まない」が6割以上、「デジタルを駆使して効率化を図るのは当たり前のことだ」は7割以上が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答した。

 現在の住まいで重視した住まいの条件/次の住まいを借りるときに重視したい条件は、「通勤・通学に便利」がトップ、設備は「バス・トイレ別」がトップとなった。住まいの探し方については、「不動産会社に行く前に自分で調べた情報」は『通勤・通学経路』が45.4%となり、「物件のこと以外で不動産会社に教えてもらいたい情報は何ですか?」との質問については、「治安情報」(47.9%)との回答がトップだった。

 料理や洗濯、ゴミ捨て等の頻度について聞くと、「料理」は毎日(20.4%)だった。「洗濯」は週3程度(27.3%)、「ゴミ捨て」は週2程度(28.7%)、「湯船に浸かる」は全くしない(44.7%)が最多だった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。