(株)東京カンテイは9日、2024年11月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積100平方メートル以上300平方メートル以下、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,562万円(前月比0.5%上昇)と、連続上昇した。都県別では東京都が5,517万円(同1.7%上昇)と連続で上昇。神奈川県は4,952万円(同4.3%上昇)と、上昇に転じた。千葉県は3,894万円(同0.3%下落)と反転下落。埼玉県も3,829万円(同0.9%下落)と、下落に転じた。
近畿圏の平均価格は、3,699万円(同4.9%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。府県別では大阪府4,017万円(同4.8%上昇)、兵庫県3,752万円(同3.0%上昇)、京都府4,369万円(同9.5%上昇)と、3府県がそろって反転上昇した。京都が上昇に転じたのは、4ヵ月ぶり。
中部圏は3,429万円(同2.7%上昇)と上昇に転じ、愛知県も3,534万円(同1.3%上昇)と、4ヵ月ぶりの上昇となった。
宮城県は3,714万円(同2.8%上昇)と、2014年の集計開始以降最高価格を2ヵ月連続で更新。福岡県は3,666万円(同2.6%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇した。