不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/12/9

首都圏既存戸建て価格は反転上昇

 (株)東京カンテイは9日、2024年11月の主要都市圏別・中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は、4,036万円(前月比0.5%上昇)と上昇に転じた。都県別では、東京都は6,105万円(同2.0%下落)と下落。神奈川県は4,374万円(同0.1%上昇)と4ヵ月連続で上昇。千葉県は2,953万円(同3.1%上昇)反転上昇。埼玉県は2,809万円(同2.5%下落)と、3ヵ月連続で下落した。

 近畿圏の平均価格は、2,878万円(同0.3%上昇)と反転上昇。府県別では大阪府が3,176万円(同6.1%上昇)と上昇に転じ、再び3,000万円となった。京都府も3,771万円(同6.0%上昇)と上昇に転じた。一方で、連続上昇していた兵庫県は2,789万円(同8.5%下落)と下落に転じた。

 中部圏は2,578万円(同3.2%下落)。愛知県も、3,042万円(同4.0%下落)と、いずれも反転下落した。

 宮城県は2,630万円(同7.0%下落)と4ヵ月ぶりに下落。福岡県は2,681万円(同0.4%下落)と、下落に転じた。

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