不動産ニュース / IT・情報サービス

2025/1/8

大丸有エリアで「次世代型AIコンシェルジュ」

 三菱地所(株)と(株)NTTデータ、(一社)大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下、大丸有協議会)は8日、丸の内エリアに特化したAIコンシェルジュの提供を開始した。

 同サービスは、地域情報をリアルタイムかつ的確に提供する、AIチャットボット。大丸有協議会が開発を主導しているマップアプリ「Oh MY Map!」内に搭載される。

 最新の生成AI技術で、大量のテキストデータを使ってトレーニングされた自然言語処理モデル「LLM」と、検索拡張生成「RAG」を活用し、最新のエリアイベント情報やおすすめの飲食店情報等を利用者に提供する。情報は大丸有協議会が提供する丸の内エリアのデータ連携基盤(都市OS)や各種Webサイト等により収集した多様なデータを統合したもの。

 今後は利用者にまち全体の魅力を最大限に楽しんでもらうとともに、エリアにおける観光客・MICE来街者等の回遊性向上を目指す。なお、同サービスは東京都の「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」に採択されている。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。