不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/1/8

23区オフィス空室率は2%台維持

 (株)ザイマックス不動産総合研究所は8日、2024年12月のオフィス空室マンスリーレポートを発表した。調査対象は、東京23区内にある延床面積300坪以上のオフィスビル。

 同月の東京23区のオフィス空室率は2.77%(前月比0.21ポイント低下)。賃貸面積のうちの募集面積の割合を示す募集面積率は3.99%(同0.23ポイント低下)した。

 エリア別の空室率は、都心5区が2.50%(同0.23ポイント低下)、周辺18区が3.62%(同0.13ポイント低下)といずれも低下。募集面積率は、都心5区が3.80%(同0.22ポイント低下)、周辺18区が4.59%(同2.4ポイント低下)となった。

 都心5区では、空室率が高い順に、港区3.38%(同0.2ポイント低下)、中央区3.12%(同48ポイント低下)、新宿区2.11%(同0.18ポイント低下)、渋谷区1.71%(同0.22ポイント低下)、千代田区1.44%(同0.13ポイント低下)。

 規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が2.76%(同0.39ポイント低下)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が2.79%(同0.02ポイント上昇)。募集面積率は、大規模ビルが4.10%(同0.43ポイント低下)、中小規模ビルが3.87%(同0.02ポイント上昇)となった。

 空室面積は27万5,000坪(同3万2,000坪減)。空室増減量は、増加が3万坪(同2万9,000坪減)、減少が6万2,000坪(同2万9,000坪増)。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年3月号
あなたの事業エリアの価値をさらに高めるには…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/1/31

記者の目を公開しました

女性の活躍を企業が積極サポート!(前編)」を更新しました。

少子高齢化が進む中、女性が活躍できる社会は喫緊の課題です。 不動産業界でも、女性管理職の育成など、積極的に女性活躍を支援する動きが見られます。 今回は、前後編にわけ、先進的な取り組みを実践する2社を紹介。 ダイバーシティ実現に向けた企業の挑戦に迫ります。

前編で取り上げるのは、コスモスイニシア。女性管理職育成を目的とした社内講座「さゆりキャリアカレッジ」を開講。 仕事と家庭の両立、キャリアアップの悩みなど、女性社員が直面する課題に寄り添い、 管理職としてのキャリア形成を支援しています!