旭化成ホームズ(株)は14日、3階建て大型邸宅向け新商品「FREX asgard(フレックス アスガルド)」を発表。17日に発売する。
重量鉄骨システムラーメン構造の「へーベルハウス フレックス」シリーズの新商品で、都市部での暮らしを想定して商品企画を練り込んだ。新たな天井高バリエーションとして、2,650mmを選択可能にし、折上げ天井やダウンフロアを組み合わせることで、幅広い天井高バリエーションを実現できる。さらに、大開口サッシ「スライディングマリオン」を新たに開発。サッシフレームをスリム化してガラス面を拡大、全閉状態でも開放感を演出する。ガラス面を拡大によって開口部の断熱性をアップし、重量鉄骨造ならではの大開口を生かし、開放感と断熱性を両立させる。
外観は、ランダム縦目地の外壁デザインを新たに導入。新たブラック系の外壁色と組み合わせることで、重厚かつ伸びやかな印象を創出する。
販売目標は年間150棟。3.3平方メートル当たりの販売価格は115万円から。1億円前後の受注をメインターゲットに展開していく。
また同日、同社戸建全商品において断熱等級6を標準仕様とすることを明らかにした。従来から採用している耐久型断熱構法のほか、3・4階建て商品に採用する断熱材「ネオマフォーム」の厚みを70mmに増強。引き違い系サッシのすべてを「ロングライフ次世代複合サッシ」に変更する。