不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/1/15

東京都心5区オフィス空室率、4ヵ月連続で改善

 三幸エステート(株)は14日、2024年12月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)と全国6大都市(東京23区と札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の5市)の大規模ビル(1フロア当たりの面積200坪以上の賃貸オフィスビル)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は3.62%(前月比0.09ポイント低下)と改善した。新築・築浅ビルを中心に空室床の消化が進んでおり、潜在空室率は5.54%(同0.09ポイント低下)。空室率・潜在空室率ともに4ヵ月連続で低下しており、緩やかな低下傾向が継続している。

 1坪当たりの平均募集賃料は2万9,186円(同271円増)と、13ヵ月連続で上昇または横ばいとなり、緩やかな上昇傾向が継続。募集面積は48万6,697平方メートル(同1万8,175平方メートル減少)と、20年12月以来で50万坪を下回り、エリアによっては品薄感が出てきている。

 全国6大都市の空室率は、東京23区3.8%(同0.1ポイント低下)、札幌市3.1%(同変動なし)、仙台市5.6%(同0.4ポイント低下)、名古屋市3.3%(同0.2ポイント低下)、大阪市3.7%(同変動なし)、福岡市4.1%(同1.0ポイント上昇)となった。

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