不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/1/30

増収増益/ヒューリック24年12月期

 ヒューリック(株)は30日、2024年12月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年1月1日~12月31日)は、売上高5,916億1,500万円(前期比32.5%増)、営業利益1,633億6,000万円(同11.7%増)、経常利益1,543億2,900万円(同12.2%増)、当期純利益1,023億4,100万円(8.1%増)。

 主力の不動産事業では、「アルボーレ銀座(一部)」、「キオクシア四日市工場(底地)」および「ロクマルゲートIKEBUKURO(一部)」を取得。また、開発・建替事業で「ヒューリックロジスティクス橋本」が24年7月に竣工したことで、営業収益5,272億400万円(同29.0%増)、営業利益1,704億800万円(同10.3%増)となった。

 ホテル・旅館事業では、連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント(株)が「THE GATE HOTEL」シリーズや「ビューホテル」シリーズ、ヒューリックふふ(株)が「ふふ」シリーズを中心にホテル・旅館を運営。国内・インバウンドともに好調で推移したことから、稼働・客室単価とも高水準を維持したため、同セグメントの営業収益は490億9,200万円(同31.4%増)、営業利益は16億7,500万円(同63.2%増)を計上した。

 次期については、売上高は販売用不動産の売買動向によって大きく変動する可能性があるとして非開示。営業利益1,780億円、経常利益1,640億円、当期純利益1,080億円を見込む。

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