不動産ニュース / 開発・分譲

2025/2/3

東急不、西日暮里で複合再開発の組合設立認可

 東急不動産(株)は3日、参加組合員として参画する「西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」(東京都荒川区)において、東京都知事から市街地再開発組合の設立認可を受けたと、準備組合と共に発表した。

 施行地区はJR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅からそれぞれ1~3分。「日暮里」駅からは成田空港へダイレクトアクセスが可能で、近年は外国人観光客からも注目されている。ただし、周辺には広場や緑が不足し、築古の建物も多いことから、安全・防災上の課題があり、再開発の必要性が高まっていた。同事業ではこれらの課題を解決しつつ、地域の魅力アップを図るため、住宅や大規模商業施設、コンベンション施設、オフィス、文化交流施設等の都市機能を整える。

 地区面積約2万3,000平方メートルに、住宅棟と商業棟の2棟の建物を整備する。住宅棟は地上46階建て、高さ170m、延床面積約11万平方メートル。商業棟は地上10階建て、高さ約65m、延床面積約5万5,000平方メートル。

 2025年度以降に権利変換計画認可、解体工事に着手する予定。30年度に竣工する。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。