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既存マンションの再生事業等を展開するグローバルベイス(株)は5日、新たな本社事務所を報道陣に公開した。
新オフィスは、「渋谷サクラステージ SAKURAタワー」(東京都渋谷区)の6階。1月23日より新オフィスでの業務を開始した。専有面積は約692.73平方メートルで、執務エリア(372.77平方メートル)とフリーアドレスエリア(319.96平方メートル)で構成されており、この日はフリーアドレスエリアを公開した。
オフィスのプランニング・設計はSUPPOSE DESIGN OFFICE CO., Ltd.(広島市中区)が担当。在宅・リモートワークやオンラインミーティングが普及し、どこでも働くことができるようになったからこそ、一つの場所に集まって働くことに対する意味・価値を生み出す必要があると考え、“家”の概念を生かした設計を実施。中央にLDKをイメージしたラウンジを用意し、それを囲むようにテイストの異なる7つの“部屋”(ミーティングや執務などに使える個室)を配置した。その他、渋谷のまちを望めるイートインスペースや畳敷きの小上がりスペースなども設けている。
設計を担当したSUPPOSE DESIGN OFFICE CO., Ltd.代表取締役の谷尻 誠氏は、小上がりスペースについて「若いときは畳の部屋はいらないと思っていたが、今は、畳なら寝られるし、食事もできるしくつろげる。畳は最高! と考え、採用した」とコメント。さらに、「ラウンジの壁紙をダークなブラウンにしたのは、暗い空間の方が内面的なものに向き合いやすくなると考えたから。明るい空間は世に多数存在しているが、暗い空間はなかなかない。そこで今回、このような空間に仕立てた」と説明した。
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