不動産ニュース / その他

2025/2/6

グローバルB、渋谷サクラステージに新オフィス

LDKをイメージしたラウンジ。ここを囲むように個室(ミーティングルーム等)が配置されている
和室をイメージしたミーティングルーム。竿縁天井、畳敷きのベンチなど、和の雰囲気で仕立てられている

 既存マンションの再生事業等を展開するグローバルベイス(株)は5日、新たな本社事務所を報道陣に公開した。

 新オフィスは、「渋谷サクラステージ SAKURAタワー」(東京都渋谷区)の6階。1月23日より新オフィスでの業務を開始した。専有面積は約692.73平方メートルで、執務エリア(372.77平方メートル)とフリーアドレスエリア(319.96平方メートル)で構成されており、この日はフリーアドレスエリアを公開した。

 オフィスのプランニング・設計はSUPPOSE DESIGN OFFICE CO., Ltd.(広島市中区)が担当。在宅・リモートワークやオンラインミーティングが普及し、どこでも働くことができるようになったからこそ、一つの場所に集まって働くことに対する意味・価値を生み出す必要があると考え、“家”の概念を生かした設計を実施。中央にLDKをイメージしたラウンジを用意し、それを囲むようにテイストの異なる7つの“部屋”(ミーティングや執務などに使える個室)を配置した。その他、渋谷のまちを望めるイートインスペースや畳敷きの小上がりスペースなども設けている。

 設計を担当したSUPPOSE DESIGN OFFICE CO., Ltd.代表取締役の谷尻 誠氏は、小上がりスペースについて「若いときは畳の部屋はいらないと思っていたが、今は、畳なら寝られるし、食事もできるしくつろげる。畳は最高! と考え、採用した」とコメント。さらに、「ラウンジの壁紙をダークなブラウンにしたのは、暗い空間の方が内面的なものに向き合いやすくなると考えたから。明るい空間は世に多数存在しているが、暗い空間はなかなかない。そこで今回、このような空間に仕立てた」と説明した。

寝転がったりくつろいだりできる小上がりスペースも用意
エントランス。“家”の中と外をつなぐ洞窟のような空間とした

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買取再販

既存住宅を買い取り、リフォーム工事を実施した上で販売する事業形態をいう。 買取再販に当たって実施するリフォーム工事が、大規模な修繕工事、耐震改修、バリアフリー改修、省エネ改修など一定の要件に該当する場合には、当該既存住宅の取得に係る登録免許税の軽減措置および、不動産取得税の軽減措置が講じられている。

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