
(株)シーアールイーは17日、大型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」(京都府京田辺市)が、15日に竣工したと発表した。
第二京阪道路と新名神高速道路の「八幡京田辺」JCT(「八幡京田辺」IC・「京田辺松井」IC)まで約3.5km、京奈和自動車道「田辺北」ICまで約1kmという立地で、高速道路へのアクセスが良く広域道路の結節点として交通ネットワークの利便性が高い。敷地面積は約6万6,255平方メートル、延床面積約15万6,333平方メートル。鉄筋コンクリート造(柱)鉄骨造(梁)地上4階建ての倉庫と木造平屋建ての共用棟で構成する。
各階に大型車両が直接乗り入れできるランプウェイを上り専用・下り専用それぞれ2基ずつ設置し、両面トラックバースを備える。トラックバースには計224台の大型車が同時接車でき、また、30台分のトラック待機場も用意する。有効高さは1~3階で6.0m、4階で5.5m以上を確保。各階を4分割することで最大16テナントの入居が可能。最小区画は約1,800坪から。最大4,000kWの特別高圧電力が提供できるなど、さまざまなテナントニーズに対応する。
アメニティでは、4階に売店を併設したカフェテリアを3ヵ所用意。共用棟には、従業員やドライバー専用の売店、休憩室を設置。開発中の「ロジスクエア京田辺B」の完成後には、A・B両棟の従業員およびドライバーが利用できる。また、就業環境の向上や地域貢献のためのランドスケープデザインを取り入れた外部空間として、コミュニケーションスペース「露路ガーデン」も設置する。
環境面では、廃材をリサイクルしたタイルなどの建材を施設各所に採用。全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用等を実施。BELS評価、ZEB、CASBEE-建築(新築)の認証を取得。太陽光発電システムも導入する予定。
複数のテナント企業と賃貸借について合意済みで、内定率は100%。