不動産ニュース / 開発・分譲

2025/2/18

CRE、京田辺の大型物流施設を竣工

「ロジスクエア京田辺 A」外観

 (株)シーアールイーは17日、大型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」(京都府京田辺市)が、15日に竣工したと発表した。

 第二京阪道路と新名神高速道路の「八幡京田辺」JCT(「八幡京田辺」IC・「京田辺松井」IC)まで約3.5km、京奈和自動車道「田辺北」ICまで約1kmという立地で、高速道路へのアクセスが良く広域道路の結節点として交通ネットワークの利便性が高い。敷地面積は約6万6,255平方メートル、延床面積約15万6,333平方メートル。鉄筋コンクリート造(柱)鉄骨造(梁)地上4階建ての倉庫と木造平屋建ての共用棟で構成する。

 各階に大型車両が直接乗り入れできるランプウェイを上り専用・下り専用それぞれ2基ずつ設置し、両面トラックバースを備える。トラックバースには計224台の大型車が同時接車でき、また、30台分のトラック待機場も用意する。有効高さは1~3階で6.0m、4階で5.5m以上を確保。各階を4分割することで最大16テナントの入居が可能。最小区画は約1,800坪から。最大4,000kWの特別高圧電力が提供できるなど、さまざまなテナントニーズに対応する。

 アメニティでは、4階に売店を併設したカフェテリアを3ヵ所用意。共用棟には、従業員やドライバー専用の売店、休憩室を設置。開発中の「ロジスクエア京田辺B」の完成後には、A・B両棟の従業員およびドライバーが利用できる。また、就業環境の向上や地域貢献のためのランドスケープデザインを取り入れた外部空間として、コミュニケーションスペース「露路ガーデン」も設置する。

 環境面では、廃材をリサイクルしたタイルなどの建材を施設各所に採用。全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用等を実施。BELS評価、ZEB、CASBEE-建築(新築)の認証を取得。太陽光発電システムも導入する予定。

 複数のテナント企業と賃貸借について合意済みで、内定率は100%。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年4月号
2025年、不動産市場はどう動く
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/3/5

「月刊不動産流通2025年4月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年4月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「不動産市場 2025年のキーワード」。今年も、マンション、賃貸住宅、オフィス等、さまざまな分野のアナリストに、市場動向を予測していただきました。今年を占うキーワードも!?ぜひご覧ください。