
京都市、(公財)京都市景観・まちづくりセンター、(公財)京都市観光協会、(一社)京都府不動産コンサルティング協会が後援する「町家の日WEEK!」イベントが、8日から16日まで、同市内の各所で行なわれている。
このイベントは、「町家の日」と定められている3月8日の前後1週間を「町家WEEK」として、京都市を中心に全国各地域で展開しているもので、今回で7回目。普段は公開されていない指定有形文化財の町家の期間限定公開、町家に特化したエリアツアー、ワークショップ、地元の名産を集めたマルシェといったイベントが連日開催される。
京都市内では、京都の中心街路である「新町通」に点在する町家を舞台に、マルシェや小道具市、茶話会、伝統工芸品の販売会、町家内部の公開などが行なわれている。町家の日オープニングデーとなった8日に、祇園祭の船鉾を保管する「船鉾町会所」では15の出店が並ぶマルシェが行なわれ、市民や観光客で朝からにぎわった。
京町家の再生を手掛ける(株)八清は同日、まち歩き探検ゲーム(ファンロゲイニング)を開催。町家と京都の暮らしにかかわるチェックポイントを制限時間内に巡り、ミッションをクリアして得点を競うリアル版RPGゲームで、定員を大幅に上回る120組もが参加した。
