不動産ニュース / リフォーム

2025/3/13

ジェクトワン、築34年の社員寮を共同住宅に再生

「レジデンス中野大和町」外観

 (株)ジェクトワンは12日、築34年の社員寮を共同住宅「レジデンス中野大和町」(東京都中野区、総戸数16戸)として再生したと発表した。同社が展開する空き家活用サービス「アキサポ」を活用したプロジェクト。

 JR中央線、中央総武線「高円寺」駅徒歩17分に立地。木造2階建てで、延床面積は西側約70平方メートル、東側約46平方メートル、南側約70平方メートル。住戸専有面積は約12平方メートル。

 同社への相談時点では16戸のうち3戸しか入居しておらず、物件の保有企業が遠方にあるため定期的な修繕が難しい状況だった。そこで同社が物件を借り受け、リノベーションを実施し一定期間転貸する。

 3点ユニットバスを撤去しトイレとシャワールームを分けた2点ユニットに変更。洗面化粧台機能付きのミニマルキッチンを採用する等、限られたスペースの中でも入居者が快適に使用できるようにした。室内の片側の壁にはハンガーパイプ付きの吊棚を新設。玄関には可動棚を設置することで収納スペースを拡充した。その他、洗濯機置き場を室内に移設するなど、利便性を高めた。

 4月より入居を開始する予定。

リノベーション後は、洗面化粧台機能付きのミニマルキッチンを採用

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