不動産情報サービスのアットホーム(株)は18日、「不動産ポータルサイトに関する調査2025」を発表した。不動産ポータルサイトを利用して賃貸物件を探している18~39歳の男女398人を対象とし、2024年11月27~29日にインターネットでアンケートを実施した。
不動産ポータルサイトで住まいを探す際に入力した設備を聞いたところ、「バス・トイレ別」が61.3%で1位に。「洗面所独立」(39.2%)が2位、「エアコン」(38.7%)が3位となった。それぞれ理由を尋ねると、「バス・トイレ別」は「トイレの湿気対策が必要ないため」、「洗面所独立」が「清潔感があるため」、「エアコン」が「お互いリモートワークをするので、各部屋にエアコンが必要だったため」など。
不動産ポータルサイトを見ている時間帯は、平日では「19~21時」が最多で40.2%。土・日・祝日でも「19~21時」が35.4%でトップと、夜の時間帯に住まい探しをする人が多いことが分かった。
物件写真で見た情報と内見で「ギャップがある」と回答したのは69.6%と、約7割に。ギャップを感じた部分については、「思っていたよりも部屋が広かった」「天井の高さが思っていたよりも低かった」などが挙がった。
不動産ポータルサイトで住まいを探す際、不動産会社スタッフによる物件に関するコメントを見たことがあるのは63.8%。それが問い合わせに影響するか聞くと、「大きく影響する」「やや影響する」が計58.3%と過半を占めた。参考になる不動産会社スタッフのコメントは、1位が「物件の交通アクセス」(50.8%)、2位が「初期費用に関すること」(49.2%)、3位が「近隣の商業施設に関する情報」「特徴的な設備」(共に40.6%)。