不動産ニュース / 開発・分譲

2025/3/31

陸海空のMaaS実現に向けた実証実験/野村不他

 野村不動産(株)を代表企業とする事業グループ(※)は28日、東京都が展開する「東京ベイeSGプロジェクト 令和5年度先行プロジェクト」の“次世代モビリティ”の実証実験を実施した。

 同グループは“次世代モビリティ”の応募テーマにおいて、空飛ぶクルマ(eVTOL)用浮体式ポートを核とした陸海空のマルチモーダルMaaS実現に向けたシステムの構築・実証を提案し採択された。令和6年度実証実験として2月14日に実施した。

 今回の実証実験では、海の森水上競技場(東京都江東区)へ設置した樹脂製の浮体式ポートへのヘリコプターによる世界初の離着陸実証実験をはじめ、自律航行小型船舶による東京港初となる運航実証、自律ロボットによる運行実証など、陸海空それぞれの次世代モビリティをシームレスに接続させるシステムを構築することで、これらのモビリティやシステムの社会実装に向けた課題を抽出した。

 同事業の実証期間は2023~25年度までの3ヵ年で、今回の実証による結果を基に社会実装に向けた検討を進めていくとしている。

 ※野村不動産以外の構成企業は、清水建設(株)、ANAホールディングス(株)、朝日航洋(株)、(株)Kidou Systems、(株)エイトノット、東京ウォータータクシー(株)。

浮体式ポートの実証実験の様子

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

MaaS

多様な交通サービスを統合して利用することのできる仕組み。英語のmobility as a service(モビリティ アズ ア サービス)の略語である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。