不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/3/31

12月の不動産価格指数、住宅は前月比0.6%増

 国土交通省は31日、2024年12月(住宅)および同年第4四半期分(商業用不動産)の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出している。

 全国の住宅総合指数(季節調整値)は141.6(前月比0.6%増)。物件種別では、住宅地が118.2(同1.2%増)、戸建住宅117.4(同0.9%減)、区分所有マンション208.1(同0.6%増)となった。

 都市圏別では、南関東圏は住宅総合155.6(同2.3%増)、住宅地137.3(同5.9%増)、戸建住宅123.3(同0.1%減)、区分所有マンション203.8(同0.5%増)。名古屋圏は住宅総合119.2(同1.3%減)、住宅地102.6(同2.4%減)、戸建住宅111.6(同0.5%減)、区分所有マンション187.4(同1.3%減)。京阪神圏は住宅総合147.1(同0.4%減)、住宅地126.7(同4.5%増)、戸建住宅118.6(同8.0%減)、区分所有マンション207.1(同1.1%増)だった。

 東京都は住宅総合170.9(同1.8%増)、住宅地143.9(同3.8%増)、戸建住宅132.3(同0.4%増)、区分所有マンション214.5(同1.0%増)。

 一方、同四半期の商業不動産の総合指数(季節調整値)は143.7(前期比変化なし)。物件種別では、店舗は154.0(同4.6%減)、オフィス179.3(同0.6%増)、1棟マンション・アパートは167.5(同0.2%減)となった。

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