不動産ニュース / その他

2025/3/31

ダイビル、豪州シドニーのAグレードビル取得

「135 King Street」外観

 ダイビル(株)は31日、現地法人Daibiru Australia Pty Ltdを通じて、オーストラリア・シドニーのAグレードオフィス・商業ビル「135 King Street」の持分100%を取得したと発表した。同社海外事業のコアアセットと位置付ける。

 同物件は、シドニー市CBD(中心業務地区)に位置し、南半球最大級のショッピングストリートや高級ブランド店、大型商業施設も周囲に所存するなど、オフィス・商業どちらにも優位性を持つ。また、主要交通機関の最寄り駅へも徒歩5分以内と、利便性の高さが特徴。
 敷地面積は2,736平方メートル、建物は地上27階地下2階建てで、延床面積3万2,695平方メートル。1990年に竣工済み。NABERS Energyで5.5 starを取得し、共用部の使用電力を100%再生可能電力で賄うなど、環境面にも配慮している。

 ダイビルは推進中の中長期経営計画の重点施策として、「既投資国(オーストラリア、ベトナム)への投資拡大」を掲げており、今回の取得はその一環。今後も海外投資に積極的に取り組む見込み。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。