（株）東京カンテイは16日、2025年5月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出した。
首都圏の平均賃料は3,789円（前月比1.5％上昇）と、6ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都4,510円（同1.6％上昇）、神奈川県2,797円（同0.3％上昇）、埼玉県2,212円（同1.2％上昇）、千葉県2,110円（同1.5％上昇）と全都県で上昇。東京都は平均築年数が20年4ヵ月から19年5ヵ月と1年近く若返り、6ヵ月連続での上昇となった。
近畿圏は2,307円（同1.0％上昇）と、2ヵ月ぶりに上昇。大阪府も築浅事例の増加により、2,667円（同1.0％上昇）と2ヵ月ぶりに上昇した。一方、兵庫県は1,799円（同0.7％低下）と前月に引き続き下落している。
中部圏は2,004円（同0.5％低下）、愛知県は2,054円（同0.8％低下）と、いずれも引き続きの下落となったものの、平均年数が同程度の時期と比べると、その水準を上回っている。
