不動産ニュース / 開発・分譲

2025/6/20

東建、中規模オフィスビル開発で九州エリア進出

「T-PLUS博多駅前」外観完成予想図

 東京建物(株)は20日、「T-PLUS」シリーズの中規模オフィスビル「T-PLUS博多駅前」(福岡市博多区)を13日に着工したと発表した。

 2022年4月に「日本橋小伝馬町」(東京都中央区)を竣工。以降、全国展開を進めており、同シリーズとしては九州エリア初進出となる。なお、福岡市における同社のオフィスビル開発は16年ぶり。

 JR「博多」駅徒歩8分、福岡市地下鉄各線「博多」駅徒歩6分に立地。敷地面積約809平方メートル。建物は、鉄骨造地上8階建て、延床面積約5,129平方メートル。1階が店舗、駐車場、2~8階が事務所。

 同物件は、1フロア約550平方メートル一体での利用に加え、フロアを4分割した最小約100平方メートルの区画から利用できる。テナント企業のワーカー専用の屋上テラスも用意し、ワーカーのウェルビーイング向上に貢献する。

 また、建築基準法で定められる耐震基準と比較して1.25倍の耐震性を備えるほか、ビル非常用発電機を設置することで、高いBCP性能を確保。外皮の高断熱化や高効率設備機器の採用など環境負荷低減にも取り組み、「CASBEE-建築(新築)」Aランク、「BELS」★5ランクを取得する予定。

 竣工は26年11月の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。