不動産ニュース / 開発・分譲

2025/8/27

東京・金町に都内初の「MARK IS」9月3日オープン

「MARK IS 葛飾かなまち」。写真左側が第II期工事予定地

 三菱地所(株)は9月3日に商業施設「MARK IS 葛飾かなまち」(東京都葛飾区)をオープンする。これに先立ち28日、施設内部をマスコミに公開した。「MARK IS」の開業は都内では初。

 JR「金町」駅より徒歩7分、京成金町線「京成金町」から徒歩9分に位置。「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」の第I期として完成した建物の1~3階にオープンする。建物は鉄骨造地上5階地下1階建てで、店舗部分の面積は約2万5,590平方メートル。なお地下は公共駐輪場と施設駐車場、4~5階は金町自動車学校。

 テナント数は50店舗。1階には、かつて金町に出店していたイトーヨーカドーの食料スーパーブランド「ヨークフーズ」を誘致。手土産などを調達できる店舗が少なかったことから、週替わりのスイーツを提供する「マイスイーツ」やフラワーショップ「シェ ラ フローリストエイム」も誘致した。
 2階は複数のアパレル店舗や家電量販店「Joshin」、インドアゴルフスクール、英会話スクール、ダンススクールなどが出店。3階は「すみっコぐらし」の世界観を楽しめる「すみっコぐらし あそびスタジオ」が関東初出店。その他450席を備えたフードコートやアミューズメント施設「ナムコ」等が出店する。なお50テナントのうち、都内初進出が3、葛飾区初進出が17。
 3階のフードコート近くには4~5階の自動車学校からの専用動線を設けて通学者等にも利用しやすくしている。

 再開発事業部統括の山口義弘氏は、「目標は、売り上げは年間100億円、入館者は年間500万人」と語った。 

 なお、2026年8月より始まる市街地再開発事業の第II期工事により、「MARK IS 葛飾かなまち」を現在の床面積の約1.4倍に拡張するほか、地上40階建てのタワーマンションが開発される予定。第II期工事の竣工は30年11月の予定。

3階には「すみっコぐらし あそびスタジオ」が関東初出店
450席を備えるフードコートには7店舗が出店。ファミリーの来店に配慮し、小上がりやファミレス席も用意
 

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市街地開発事業

市街地を開発または整備する事業のこと。 具体的には、都市計画法第12条に掲げられた次の6種類の事業を「市街地開発事業」と呼ぶ。

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