不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/12/25

11月の新設住宅着工戸数、再び減少

 国土交通省は25日、2025年11月の建築着工統計を公表した。

 同月の新設住宅着工戸数は5万9,524戸(前年同月比8.5%減)、新設住宅着工床面積は467万3,000平方メートル(同8.5%増)と、いずれも先月の増加から再び減少した。季節調整済年率換算値は71万8,000戸(前月比10.6%減)と3ヵ月ぶりに減少した。

 利用関係別では、持家が1万7,901戸(前年同月比9.5%減)と8ヵ月連続で減少。貸家は2万5,253戸(同5.5%減)、分譲住宅は1万6,103戸(同11.3%減)と、いずれも先月の増加から再び減少した。分譲住宅のうちマンションは5,551戸(同29.7%減)で、先月の増加から再び減少。戸建住宅は1万389戸(同2.6%増)で、2ヵ月連続増加した。

 三大都市圏別では、首都圏が2万146戸(同13.9%減)。内訳は持家3,648戸(同8.2%減)、貸家9,938戸(同6.5%減)、分譲6,505戸(同25.3%減)。中部圏は総数6,966戸(同2.6%増)。内訳は持家2,722戸(同10.4%減)、貸家2,146戸(同19.2%増)、分譲2,060戸(同7.0%増)。近畿圏は総数1万484戸(同4.5%減)。内訳は持家2,449戸(同9.3%減)、貸家4,518戸(同3.5%減)、分譲3,491戸(同0.9%減)だった。

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