住友不動産(株)は13日、2026年3月期決算(連結)を発表した。
当期(25年4月1日~26年3月31日)は、売上高1兆577億6,500万円(前期比4.3%増)、営業利益2,991億5,500万円(同10.2%増)、経常利益2,892億3,300万円(同7.8%増)、当期純利益2,125億3,500万円(同10.9%増)。売上高、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも過去最高を更新し、経常利益は5期連続、純利益は13期連続の過去最高となった。
不動産賃貸事業部門では、既存ビルの稼働率改善と値上げの浸透、「住友不動産中野駅前ビル」「住友不動産新宿南口ビル」などの通期稼働効果に加え、高級賃貸マンション(ラ・トゥール)、ホテル、イベントホールなどの単価増や稼働率向上も寄与。売上高4,606億3,700万円(同6.2%増)、営業利益2,101億8,100万円(同11.4%増)と、過去最高の大幅増で最高益を更新した。期末時点の既存ビル空室率は、4.3%(同1.5ポイント低下)。
不動産販売事業部門は、「シティタワー虎ノ門」「シティテラス多摩川」「シティタワーズ板橋大山」などが引き渡しを開始。マンション、戸建て、宅地で計3,368戸(同158戸減)を販売計上した。売上高は3,240億3,300万円(同9.9%増)、営業利益は762億2,300万円(同18.6%増)と増収増益。マンション新規発売戸数は2,439戸(同4戸増)、契約戸数は2,398戸(同222戸減)、完成済み在庫は1,461戸(同68戸増)となった。
ハウジング事業部門では、受注棟数は「新築そっくりさん」事業で6,559棟(同485棟減)、注文住宅事業で1,786棟(同354棟減)に。売上高は1,889億500万円(同7.5%減)、営業利益は134億2,000万円(同37.8%減)にとどまった。ステップ事業部門については、仲介件数が2万8,848件(同2,155件減)と減少したが、取扱高が1兆4,884億5,100万円(同3.7%増)、取扱単価が5,160万円(同11.4%増)と増加。売上高753億6,000万円(同2.9%増)、営業利益236億100万円(同21.0%増)を計上した。
次期は、売上高1兆700億円、営業利益3,200億円、経常利益3,000億円、当期純利益2,230億円を見込む。不動産賃貸事業部門が引き続き業績を牽引し、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益すべてにおいて最高業績を更新する見通し。
