(株)エー・ディー・ワークスは15日、3月に稼働開始した第1号「ADW 三重松阪市蓄電所」(三重県松阪市)が需給調整市場(一次調整力)に参入し、取引を開始したと発表した。
昨今、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、天候や時間帯による発電量の変動や需給バランスの調整が重要な課題となっており、蓄電所の需要が高まっている。需給調整市場は、こうしたバランス調整に必要な調整力を取引する市場。蓄電所は迅速な充放電制御が可能なことから、調整力提供に適しているとされている。
「ADW 三重松阪市蓄電所」の取引を開始したことにより、卸電力市場での電力価格差を活用した運用に加え、需給調整市場における調整力提供を通じた運用も可能に。複数市場における収益獲得を進めていく考え。
同社は、系統用蓄電所事業を、社会課題解決に貢献できる事業であるとともに、同社ビジョン(2034年に税前利益200億円)実現を後押しする新規事業として位置付けている。今後も、現在開発・稼働を予定している他蓄電所(5ヵ所)の運用開始を推進し、中長期的に利益貢献可能な成長事業として取り組んでいく。
