東急不動産(株)は11日、物流施設「LOGI'Q 神戸新長田」(神戸市長田区)が竣工したと発表した。関西エリアでは4棟目の「LOGI'Q」となる。
阪神高速3号線「湊川」ICから約2.3km、同7号北神戸線「神戸長田」ICから約3.7km、JR「神戸貨物ターミナル」駅から約1.7km。敷地面積約2万3,363平方メートル、鉄骨造4階建て。延床面積は約5万6,654平方メートル。
1・2階には大型トラックが直接接車できるトラックバース(44台)を備え、最大6テナントの入居が可能。屋内休憩室を2部屋整備している。また、屋根上には最大出力1,500kWの太陽光発電設備を設置。発電した電力は外部売電予定とするなど、環境にも配慮し「CASBEE A」認証を取得している。
さらに同施設では、3Dプリンター建築を展開するセレンディクス(株)と協業。施設内の空地(46.76平方メートル)を活用した屋外休憩スぺ―ス「Green Port」の整備に、3Dプリント技術を採用した。スペース内の柱およびベンチを、同社の3Dプリント技術を活用して製造。狭い土地でも柔軟なデザインが可能で、3Dプリンターのノズルから特殊なモルタルを層状に打ち出すことで柱1本を1時間以内に製造できる。部材は現地に輸送され、組み立てとコンクリート打設を経て約1日半で完成させることができ、低人工・低工数・低環境負荷を実現する。
東急不動産として3Dプリント技術を用いるのは初めて。同物件を通じて、産業用不動産の空き地に新たな価値を創出する実証を行なっていくとしている。
