野村不動産(株)、東京建物(株)、(株)URリンケージは24日、参加組合員として推進した「国立富士見台団地マンション再生事業」の建て替え後のマンション「プラウドシティ国立」(東京都国立市、総戸数589戸(うち権利者住戸207戸))が3月に竣工したと発表。7月より、分譲住戸購入者に順次引き渡しを行なっている。
同事業は、国立市で初となる「マンションの再生等の円滑化に関する法律」に基づき実施されたマンション再生事業。「国立市まちづくり条例」で高さ緩和制度の適用を受け、建築物の最高高さが19mから25mへ緩和され、ゆとりある建物配置と豊かな緑を確保した住環境を実現している。
敷地面積2万7,479.60平方メートル。建物は東西2棟で構成し、ウエストコートの延床面積は1万2,625.08平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上8階建て。イーストコートの延床面積は3万5,375.07平方メートル、鉄筋コンクリート造・木造・鉄骨造地上8階建て。
従前の自然環境を継承するため、既存樹の保存・移植を実施。趣の異なる庭を設けたほか、在来種を中心とした植栽計画を採用し、四季折々の景色を楽しめるランドスケープを形成。敷地内・屋上等の緑地を敷地面積の約24%確保するなど生物多様性保全に取り組み、ABINC認証を取得している。
エントランスは、木調ルーバーによる象徴的な空間を形成し、「集いの庭」や共用施設へと連続する開放的な空間のつながりを演出。敷地中央には、木造共用棟「フォレストコモンズ」を配置。コンセプトが異なる2つのラウンジを設けることで、多世代が集う空間としている。建物内には、スタディルームやゲストルーム、パーティルームなどの共用施設も設置。各共用施設では、従前団地の伐採樹木を家具やアートとして再利用するなど、記憶を承継するデザインを採用した。
