記者の目 / その他

2005/6/22

新浦安に新ホテルオープン!

ホテル エミオン 東京ベイ、宿泊レポート

 千葉県浦安市と言ってまず頭に浮かぶのは、年間約2,500万人もの集客を誇る「東京ディズニーリゾート」だろう。日本内外から多くの観光客を惹きつけるこの東京ディズニーリゾートから車で15分ほどのところに、※東京ディズニーリゾート・パートナーホテル「ホテル エミオン 東京ベイ」が6月27日にグランドオープンする(※東京ディズニーリゾート・パートナーホテルとは、東京ディズニーリゾートにほど近い新浦安エリアに所在する4つの提携ホテルを指す)。  オープンに先駆け宿泊する機会を得たので、この「ホテル エミオン 東京ベイ」について、詳しくレポートする。

清潔感あふれる白い外観
清潔感あふれる白い外観
フロントは天井が高く、窓も大きくとってあり、非常に開放的な雰囲気
フロントは天井が高く、窓も大きくとってあり、非常に開放的な雰囲気
こちらはスタンダードツイン(28平方メートル)
こちらはスタンダードツイン(28平方メートル)
寝間着は浴衣というホテルが多いが、こちらは着心地の良いパジャマが用意されていた
寝間着は浴衣というホテルが多いが、こちらは着心地の良いパジャマが用意されていた
大浴場には内湯2つに加え、露天風呂も設置されている。脱衣場(左上)も広々
大浴場には内湯2つに加え、露天風呂も設置されている。脱衣場(左上)も広々

 「東京ディズニーリゾート」は、JRでは京葉線「舞浜」駅が最寄りとなるが、その隣の駅である「新浦安」駅から徒歩約7分という立地に「ホテル エミオン 東京ベイ」はある。
 白い外観、周りには植えられた椰子の木、浦安に吹く海風と相まって、ビーチリゾートの雰囲気が漂う。同ホテルのフロントロビーは、吹き抜けの天井により中も開放的な雰囲気だ。

 22階建て・客室全380室の同ホテルでは、28平方メートルのスタンダードツイン、67平方メートルのファミリールーム、54平方メートル~の和洋室・ラグジュアリーツインなど、全19の客室タイプを用意。お子さま連れの方や、年輩者連れの方には、和室や和洋室の部屋はありがたい品揃えとなっている。
 また165室がバルコニー付きの部屋となっており、また周辺に高層建築物がほとんどないため、舞浜方向に面した部屋からは、葛西臨海公園の大観覧車や東京ディズニーリゾートから毎晩8時半に打ち上げられる花火を、部屋に居ながらにして楽しむことができる。

 今回記者が宿泊したのは28平方メートルのスタンダードツイン。部屋はコンパクトに見えるが、テレビが液晶のためか、窮屈さはほとんど感じない。また各部屋に備えられたシモンズ製のベッド・ソファの使い心地がよく、ディズニーでの遊び疲れも解消されそうな快適さだ。
 特徴的だったのは、客室内の水回り。一般的なホテルの客室はユニットバスだが、ここはフローリング敷の洗面所を挟んで、浴室とトイレが完全に分かれており、浴室は洗い場付きの住宅ユースの造りとなっている。何を隠そう、記者はあのホテルタイプのバスがうまく使えない。シャワーカーテンを浴槽に入れているのに、なぜかトイレ・洗面所部分は毎度水浸し…が常だったが、今回はそんな悩みは無縁であった。

 「疲労解消」といえば、もう一つ特筆すべきは2階に設けられている「SPA」(大浴場)。内湯2つ(うち1つは温泉)、露天風呂1つ、ミストサウナ1つが男女それぞれに備えられており、宿泊者のみ有料(800円)で利用できるというもの。地下1,500mから温泉が湧き出ているとのことで、それを活用するためにも大浴場を設置したという。「浦安に温泉とは…」と驚きながらも、手足を伸ばしてゆっくり入浴する快適さは、一般のホテルにはない魅力だ。お湯を一通り楽しんであがれば、あとはベッドで熟睡するのみ…。

 宿泊時、レストランなどはまだ工事中であったが、イタリアンと日本料理のレストランのほか、ケーキショップもオープンするとのこと。新浦安からは都心へのアクセスもいい(「新浦安」駅から「東京」駅までJRで16分)ため、お台場をはじめとする都内観光地への足がかりにするにもうってつけ。宿泊料金も、スタンダードツイン1室が1万7,000円~(季節調整等あり)と、とってもリーズナブルなので、是非ともお薦めしたいホテルである。

 グランドオープン後は、東京ディズニーリゾートまでの送迎バスも運行される。もうすぐ夏休み。東京ディズニーリゾートに出かける予定のある方は、是非是非「ホテル エミオン 東京ベイ」に宿をとってみてはいかが?(NO)

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