不動産ニュース / リフォーム

2012/8/9

「既存住宅のスマートハウス化」提案を加速/三井不動産リフォーム

 三井不動産リフォーム(株)は、リフォームによる既存住宅の「スマートハウス化」提案を加速する。

 同社は、国土交通省の「平成24年度(第1回)住宅・建築物省CO2先導事業」に、住宅の基本性能を高めるデザイン性の高いリフォーム「パッシブデザインによるサステナブルリフォーム計画」を提案。リフォーム会社として、唯一同事業の採択を受けた。

 これにより、同計画を採用した個人のマンション専有部・木造戸建住宅のリフォーム工事に対し最大300万円の補助金が交付される。そこで、この事業採択を皮切りに、「既存住宅のスマートハウス化」の提案と新商品開発を加速。ユーザーのライフスタイルや環境への高い意識に配慮した価値の高いリフォームを提供し、顧客満足度の向上、既存住宅の性能向上を推進していく。

 具体的には、断熱性能の向上とエネルギー利用状況の見える化、通風、日射、換気を考慮したパッシブ設計、太陽熱および自然水の利用(戸建て)、将来向けHEMS対応配管(戸建て)のほか、太陽光発電、蓄電池、電気自動車用配線などを提案していく。また、CO2削減率連動型リフォームローンによる資金サポート、居住者の効果的な生活行動を促す啓蒙活動も行なっていく。

 9月中旬をめどに、スマートリフォームを体感できるモデルをオープンする他、スマートリフォームを中核としたリフォームセミナーの開催(10~11月)などで取り組みを強化していく。

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