不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/3/9

売上高・営利、過去最高に/積水ハウス17年1月期決算

 積水ハウス(株)は9日、2017年1月期決算を発表した。

 当期(16年2月1日~17年1月31日)は、連結売上高2兆269億3,100万円(前期比9.0%増)、営業利益1,841億6,400万円(同23.1%増)、経常利益1,909億8,900万円(同18.9%増)、当期純利益1,218億5,300万円(同44.5%増)に。16年度を最終年度とする中期経営計画を上回る増収増益となり、過去最高の売上高・営業利益を達成した。

 戸建住宅事業は、ZEHの「グリーンファースト ゼロ」の販売推進や、木造住宅シャーウッドの最高級商品「グラヴィス ステージ」などの拡販に努め、売上高3,831億2,900万円(同2.7%減)、営業利益495億1,400万円(同4.9%増)を計上。
 賃貸住宅事業では、3・4階建て賃貸住宅の拡販に努め売上高4,403億1,200万円(同9.9%増)、営業利益608億3,200万円(同17.2%増)となった。
 分譲住宅事業は、「まちなみ参観日」の開催などにより好調に推移。売上高1,420億1,400万円(同3.3%増)、営業利益88億2,200万円(同26.0%減)となった。
 なお、連結では、期末の受注高は2兆520億2,600万円(同6.1%増)、受注残高は8,938億1,300万円(同2.9%増)。

 次期は、売上高2兆1,440億円、営業利益1,920億円、経常利益1,960億円、当期純利益1,280億円を見込む。

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