vol.416 サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】
ブラジル・サンパウロ州サントスは、世界最多のコーヒー豆積み出し量を誇る港湾施設のあることで栄えてきた街だ。18世紀後半から1930年代までの「コーヒー景気」の栄華はいまなお旧市街地セントロの景観に残されており、かつてのコーヒー取引所(現コーヒー...
ブラジル・サンパウロ州サントスは、世界最多のコーヒー豆積み出し量を誇る港湾施設のあることで栄えてきた街だ。18世紀後半から1930年代までの「コーヒー景気」の栄華はいまなお旧市街地セントロの景観に残されており、かつてのコーヒー取引所(現コーヒー...
人口およそ1,240万人を擁する南米最大の街サンパウロ。世界的に著名な建築家オスカー・ニーマイヤーなどによるモダニズム建築がそれ以前の折衷主義的建築群に入り混じったサンパウロ中心街の様相は、前世紀半ばまでの急速な発展の名残を留めている。
フランスには国が作った「移民宿舎」がある。1950年代から1960年代にかけての戦後の復興期に、植民地や旧植民地から出稼ぎに来た移民を受け入れるためにできた。
シカゴ市を中心とするクック郡には現在55,000件もの空き家がある。1~2件程度なら、やがて売れたり、取り壊したり、改築されてゆくが、空き家がある一定の地区に集中すると、商業地、住宅地にかかわらず、犯罪が発生。
昨秋、アーカンソー州の不動産エージェント、ビバリー・カーターさんが不動産物件を案内中に誘拐され殺害された事件は不動産ビジネスに関わる多くの人々を震撼させた。顧客に物件を見せたあと、次の2ヵ所のアポイントメントにカーターさんが現れなかったために心...
改築中の建物が最近よく目につく。不思議に思うのだが、工事中は業者の車の出入りが多いから、当然「あ、改築しているな」と傍目にも目立つが、完成してしまうと、特に引き立って見えるわけでもなく周囲の景観に溶け込んでしまう。