不動産ニュース / 開発・分譲

2023/8/22

三菱地所、インドで初の投資事業

プロジェクト完成イメージ

  三菱地所(株)は22日、インド・チェンナイにおけるビジネスパークの開発「International Tech Park Chennai, Radial Road」に参画したと発表した。同社グループとしては初のインドにおける投資事業。

 同事業は、シンガポールの大手ディベロッパーであるCapitaLandグループの投資運用会社CapitaLand Investment Limitedが推進するもの。総事業費は約200億インドルピー(約350億円)で、三菱地所の事業持ち分は50%。

 インドの第4の都市で、国際空港や州政府機関、地場企業の本社、高級住宅等が集積するチェンナイにて、地上11階建て地下3階建のオフィスビル2棟、大規模食堂やエクササイズ施設等を開発する。敷地面積は約5.25ha、貸付面積は約24万平方メートル。

 インドのビジネスパークとして、初のネット・ゼロビル認証(設計段階)を取得しており、また、2棟目についてはWELL認証のゴールドの取得も目指している。ビルの運営・管理にIT機能を積極的に活用。リアルタイムのデータ分析により、ビル全体のエネルギー効率を制御するほか、携帯アプリによる入退館システムとエレベーターの行き先指定システムの連携で施設内の混雑を緩和する。また、ビル全体の照明の75%に自然採光を活用するなど、環境によく、オフィスワーカーの働きやすさにも配慮した設計とする。

 2020年に着工。1棟が23年秋頃、1棟が24年末~25年初め頃に竣工する予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。