不動産ニュース / 仲介・管理

2023/8/22

初の帰宅困難者受入訓練を開催/住友不

帰宅困難者受入訓練で、食料物資を配布する様子

 住友不動産(株)は22日、「住友不動産東京三田ガーデンタワー」(東京都港区)で防災訓練を実施した。

 訓練は2部構成。第1部では、テナント関係者を含む1,000人以上が参加しての消防・避難訓練を実施。ビルの7階専有部にて火災が発生したという想定で、地震発生放送、鎮火放送、避難開始、という流れで訓練を進めた。

 第2部は、マグニチュード7.3規模の都心南部直下地震が発生し、首都圏交通機関の復旧の見込みが立たず、駅周辺に帰宅困難者が溢れている状況を想定した帰宅困難者受入訓練を開催した。訓練には地域の町会の人も参加。帰宅困難者の受け入れが可能であることを港区に連絡し、受け入れを開始するまでの手順を確認。100名の帰宅困難者が流入した前提で、受け入れに際する同意書の取得、配布物資の配布といった流れを実施・確認した。
 続いて、応急救護のデモンストレーションや簡易トイレの使用方法についてのレクチャーも行なった。

 なお、同社が主催する形で帰宅困難者受入訓練を実施するのは初だという。

帰宅困難者受入訓練で、同意書を取得する訓練の様子
1部の訓練には1,000人以上が参加

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一時滞在施設(帰宅困難者の~)

地震が発生したときの帰宅困難者を一時的に受け入れ、滞在できるようにする施設をいう。 大都市が大地震で被災したときには、屋外で被災して待機する場所がなく、帰宅が難しい被災者(帰宅困難者)が多数発生する。

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