三井不動産(株)と長島観光開発(株)は15日、東海地区初の本格的ファクトリーアウトレットモールとなる「長島アウトレットモール(仮称)」(三重県桑名郡長島町大字浦安368)の建築コンセプトを決定・着工した、と発表した。
同計画は長島観光開発が運営する総合レジャーランド「ナガシマスパーランド」の隣接地、約38,000平方メートルに米国のニューオリンズの町をモチーフにした街並を創出、低層2階建てのオープンモールとするもので、年間来場者300万人、売上約120億円をめざす。
建築計画には国内・海外で数々の商業施設のデザインを手がける米国のRTKLインタ-ナショナルリミテッド社を起用。店舗構成では、従来のファッション、雑貨、スポーツ&アウトドアに加え、ミセス層を対象としたブランドや、陶磁器の盛んな東海地区ならではの陶磁器・食器ブランドを充実させるなど、既存のアウトレットモールに比べ強力なブランド訴求を行なうのが特徴。
総事業費は約30億円、オ-プン予定は2002年春。