不動産ニュース / 調査・統計データ

2001/7/4

東日本レインズ、6月の不動産流通市場の動向を発表

 (財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は、首都圏における2001年6月の不動産流通市場の動向を発表した。

 これによると中古マンションの成約件数は2,263件(前年同月比7.8%増)で3ヵ月ぶりに前年同月を上回るとともに、新規登録物件数においても前年同月を上回った。また、成約物件平均価格は1,963万円(同▲3.9%)で、ここ4ヵ月は1,900万円台で推移している。
 戸建住宅の成約件数は1,053件(同3.2%増)。2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。なお新規登録物件数は5,365件(同21.2%増)で、こちらは12ヵ月連続で前年同月を上回る結果となった。また、成約物件平均価格は3,675万円(同▲4.3%)で2ヵ月連続の下落となった。さらに新規登録物件の平均価格が4,320万円(同▲5.4%)となり、過去最低を更新した。
 土地(100~200平方メートル)の成約件数は5ヵ月連続で前年同月を下回る332件(同▲4.0%)となった。また成約物件の平均価格は3,213万円(同▲5.6%)で、3ヵ月連続で下落し、価格は過去最低を更新した。
 なお全体的には、平均築年数は古い物件へのシフトが続いている傾向がみられ、4月~6月の平均は中古マンション16.28年(前年同期15.62年)、戸建て住宅15.10年(同14.87年)となっている。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。