不動産ニュース / 調査・統計データ

2001/10/3

都市協調べ、東京圏のマンション価格は年収の5.28倍

 (社)都市開発協会は9月27日、平成13年上期の3大都市圏における中高層住宅価格とサラリーマン世帯の年収との乖離をまとめ発表した。

 同調査は、平成13年上期に供給された中高層住宅(専有面積75平方メートル)の平均価格と、総務庁「貯蓄動向調査」などから推計した勤労者世帯の平成13年の年収(758万円)とを比較したもので、調査対象戸数は60,584戸。
 これによると、東京圏の中高層住宅の平均価格は4,005万円(前年比▲1.6%)とやや低下したものの、年収についても1.5%低下したため、平均倍率は5.28倍と前年に続き横ばいの結果となった。名古屋圏においても同様で、前年比▲1.71%の2,580万円ながら、平均倍率は3.41倍と前年の3.41倍とほぼ同様の倍率を示した。大阪圏では、前年比▲5.47%の3,112.5万円と東京、名古屋よりも大きく低下したものの、平均4.11倍とやはり前年からほば横ばいの状態が続いている。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。