不動産ニュース / 政策・制度

2003/1/27

国交省、マンション建て替えに関するマニュアルを作成

 国土交通省は27日、「マンションの建替えに向けた合意形成に関するマニュアル」および「マンションの建替えか修繕かを判断するためのマニュアル」を作成したと発表。

 同省では、先に制定した「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」に基づく「マンションの建替えの円滑化に関する基本的な方針」に従い、国土技術政策総合研究所の研究成果をふまえて、管理組合や専門家の取り組みを支援するためこれらのマニュアルを作成した。
 「マンションの建替えに向けた合意形成に関するマニュアル」は、有志による建替えの検討から管理組合での建替え決議の合意までの過程と、決議後の事業実施の2部構成でマンション建替えに段階的に取り組む方法や留意点等を解説。併せて有用な関連法制度、税制特例、建築規制特例などの支援制度等の参考情報なども盛り込んでいる。
 一方、「マンションの建替えか修繕かを判断するためのマニュアル」では、こうした判断を合理的に行なうマニュアルとして、老朽度の判定基準、費用対改善効果に基づく判断基準の考え方や進め方などを解説。新築マンションの性能・仕様の事例や修繕・改修工法等の技術情報も参考資料として掲載している。
 詳しくは、国土交通省ホームページおよび国土技術政策総合研究所ホームページを参照のこと。

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