不動産ニュース / ハウジング

2003/11/17

アトピッコハウス、「アレルギーフリー住宅(R)」の販売開始

 シックハウス対策住宅の研究に取り組むアトピッコハウス(株)はこのほど、ホルムアルデヒドを一切使用しないオリジナル建材「ゼロホルム建材」を内装材に全面採用した「アレルギーフリー住宅(R)」を開発、12月より本格発売すると発表した。

 「アレルギーフリー住宅(R)」は、個人用住宅の「1戸建てシリーズ」とアパート向けの「共同住宅シリーズ」の2タイプ。建築仕様も、ゼロホルム無垢材を使用した「無垢材使用」と、比較的廉価なゼロホルム合板を使用した「一般材仕様」の2種類を用意した。「一般材仕様」の1戸建ての場合、床、壁、天井の内装仕上材を施工すると、一般的な1戸建て住宅と比較して坪当たり1万円程度のコストアップで建てられる。アトピー、アレルギー、シックハウスに詳しい専門家やスタッフが顧客の状態、要望にあわせて個別対応し、状況に合わせたシックハウス対策を提案していく。 
 当初は東京・神奈川・千葉・埼玉で販売する予定だが、それ以外の地域でも「アレルギーフリー住宅」の提供希望業者を募集し、材料・建築ノウハウの技術提供を行なうことで対応していく予定。初年度受注件数は、1戸建て10棟、共同住宅5棟を見込んでいる。

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