不動産ニュース / その他

2004/9/14

旭化成、梱包資材の管理にICタグを採用

梱包資材にはICタグが貼付されている
梱包資材にはICタグが貼付されている

 旭化成ホームズ(株)は14日、環境負荷の低減をめざし、凸版印刷(株)と共同で、ICタグを利用した梱包資材管理システムを開発したと発表した。

 同システムでは、梱包資材に貼付したICタグに、梱包資材の使用開始時に記録される初期情報に加え、使用回数や清掃・補修といったメンテナンス状況などの履歴情報を追加で記録することができる。小型R/W機(リーダー/ライター)によりその場での書き込みや読み取りができることで、繰り返し使用される梱包資材の管理が容易となっている。住宅メーカーの梱包資材の管理にICタグが使用されるのは、初めてのケース。

 全国にシステムの導入が展開されると、新築現場で排出していた梱包資材を、従来の約6割削減することができ、また2005年度中には残りの4割も削減し、梱包資材排出量ゼロ化を実現することをめざしている。
 
 既に7月より、物流センターや住設・部材メーカーにおいて、一部先行導入されており、2005年1月に予定しているリターナブル梱包の全国展開に向け、実運用を開始している。

 今後は多くの住設・部材メーカーにも導入を呼びかけるとともに、その他の部材のリターナブル梱包資材のICタグ導入を図っていく予定。

 なお、この梱包システムについては、9月15日から9月17日に東京ビッグサイトにて行なわれる第6回自動認識総合展において、凸版印刷(株)ブースにて展示される。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。