不動産ニュース / その他

2004/9/24

三井不動産、マンションセキュリティシステム『PRISM EYE』を開発

 三井不動産(株)は24日、従来の同社のセキュリティシステムを発展させた、新たなマンションセキュリティシステム『PRISM EYE(プリズム アイ)』を開発したと発表した。

 『PRISM EYE』は、セキュリティを「設計-プランニング」「機能-システム」「運営-オペレーション」の3要素に分類、設計段階から入居後の管理運営にいたるまで、トータルな視点により犯罪を予防するシステム。
 「設計-プランニング」では、国土交通省策定の「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」等を踏まえ、防犯の専門家・樋村恭一氏(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 都市情報・安全システム研究員)監修により、60項目超もの「防犯設計規準」を独自に策定。またプランニングの際には、綜合警備保障(株)による「防犯診断」を実施、指摘事項を設計に反映する。
 このほか、「機能-システム」で、さまざまな角度から来訪者を確認できる録画機能付インターホン等が付いた住宅情報盤(名称「Bell Boy(ベルボーイ)」)や玄関防犯センサーを標準装備するなど、防犯機器の充実をさせるとともに、「運営-オペレーション」では、緊急時の非常信号を綜合警備保障が監視するのはもちろん、管理会社である三井不動産住宅サービス(株)にも送信される、二重の確認システムを採用している。

 なお、同システムは今後、今秋販売予定の「パークホームズ目黒リバーサウスアーバンレジデンス」(東京都品川区、総戸数117戸)を皮切りに、首都圏で供給する同社マンションに採用される予定。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。