不動産ニュース / その他

2005/2/4

パナホーム、自社運営の複合型介護保険施設を着工

 パナホーム(株)はこのほど、同社で設計・施工・運営を行なう複合型介護保険施設「ケアビレッジ千里・古江台」(大阪府吹田市)を着工した。

 同施設は、04年11月より発売している複合型介護保険施設「ケアビレッジ」のコンセプトを具現化したもので、介護付有料老人ホームにデイサービスセンター、診療所を併設し、入居者が安心できるサービスの提供をめざす。

 住宅事業のノウハウを生かした家庭的な住環境を創出するとともに、 同社のエイジングライフ事業や松下グループ企業による介護保険施設との連携により、入居者の身体状況や要介護レベルの変化に対応する“ケアの連続性”を実現。
 建物は中庭付きの3階建て、外構部にはプライベートガーデンやウッドデッキを設置して、癒しの空間となっている。居室は単身者用2タイプ52室、夫婦用1タイプ1室。全4ユニットを配置し、要介護者1.5人当たり常勤介護スタッフ1名以上の体制とするユニットケアを採用する。各ユニットの玄関部には個人認証機能が付いたICカードキーを採用してセキュリティを確保、個別入浴式とするなどプライバシーへも配慮している。
 多彩なアクティビティメニューを用意するほか、住友信託銀行(株)との提携による「遺言信託」サービス、入居者の自宅の管理・仲介・賃貸なども一括サポートできることなどが特徴。

 オープン予定は、05年10月。同社本社ビル(大阪府豊中市、北大阪急行「千里中央」駅より徒歩約8分)8階に、1ユニット[居室、食堂、キッチン、談話スペース、ヘルパーステーション、アプローチデッキ ]、295.75平方メートルのモデルスペースを設置。予約制で一般に公開している。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。