不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2005/3/1

三井不動産、「三井ジェムストーンファンド2」運用を開始

 三井不動産(株)は1日、2004年4月より運用している私募型不動産ファンド「三井ジェムストーンファンド1」の第2号として「三井ジェムストーンファンド2」を組成、運用を開始したと発表した。

 同ファンドは、東京・大阪のほか、地方有力都市の商業エリア中心地といった好立地でポテンシャルの高い7物件を取得し、同社が総合的マネジメント業務を行なって安定的インカムゲインを確保。運用期間終了までにJREITや機関投資家などに売却する方針としている。

 なお、「三井ジェムストーンファンド1」では、運用中資産の再有効活用策を検討した結果として、事務所ビルを各種医療サポート機能を有したメディカルビルへとコンバージョンした。当該物件は「四谷メディカルビル」(東京都新宿区、地上11階地下1階)。交通利便性に優れ、慶応義塾大学病院などの医療施設が集積しているエリアであることから、設計変更を行なったもの。1階が画像診断センター、2階が14区画のメディカルモール、3階から6階には治験支援企業や治験クリニックを誘致、7階以上は住宅(28戸)となっている。メディカルモールは2005年5月にグランドオープンを予定している。
 同ファンドでのオフィスビルのコンバージョンは2例目。

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