不動産ニュース / 政策・制度

2005/7/26

国交省、ニュータウン・グランドデザイン検討委員会を設置

 国土交通省住宅局は26日、「計画開発住宅市街地の今後のあり方(ニュータウン・グランドデザイン)検討委員会」(座長:伊藤滋早稲田大学教授)を設置すると発表した。

 高度成長期に国の重要な政策として整備されてきた計画開発住宅市街地(ニュータウン)だが、高齢化や施設の老朽化、過不足等の課題が生じてきており、これらに対応し、ニュータウンを良好なストックとして活用するための国の方針を策定することを目的に、同委員会を設置する。
 今後、ニュータウンの位置付けやストックの有効活用、再生のために求められる市街地の機能、整備に当たって配慮すべき事項、再生のための主体のあり方等につき、検討を行なっていく。
 第1回委員会を7月28日に実施、9月までに3回の委員会を開催する予定。検討委員会委員のメンバーは以下のとおり。

■計画開発住宅市街地の今後のあり方(ニュータウン・グランドデザイン)検討委員会
 ※敬称略

座長 伊藤  滋(早稲田大学教授、慶應義塾大学大学院客員教授)
委員 浅見 泰司(東京大学工学部教授)
   大林 剛郎(関経連理事 大商副会頭 大林組会長)
   小林 重敬(横浜国立大学工学部教授)
   齋藤 宏保(中部大学人文学部教授)
   篠崎由紀子(都市生活研究所所長、関西経済同友会常任幹事)
   高田 光雄(京都大学大学院工学研究科教授)
   堤  香苗(キャリアマム代表)
   富永 一夫(NPO法人 フュージョン長池理事長)
   野村 浩子(日経ウーマン編集長)
   細野 助博(中央大学総合政策学部教授、多摩ニュータウン学会会長)
   小林 崇男(東京都都市整備局技監)
   阪倉 嘉一(大阪府建築都市部長)
   佐々木晶二(兵庫県まちづくり復興担当部長)
   河村 正人(独立行政法人都市再生機構経営企画部長)

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サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。